登録した人にラベルを付けたい。購入した人を販売用のシナリオから外したい。こうした「何かが起きたら、続けてこれをする」をまとめておく仕組みが、UTAGEのアクションです。
アクションは作っただけでは動きません。どこかの「きっかけ」に紐付けて、はじめて動きます。この記事では、操作の細かな手順よりも、きっかけと処理の組み合わせ方、設定どうしの関係、動かないときの確認順を整理します。
- 用意するもの
UTAGEの管理画面と、テスト用のメールアドレス・LINEアカウント
- この記事の手順
- できるようになること
きっかけごとに、どこで何を設定すればよいかが分かる
- この記事でできること
- きっかけごとに、どこで何を設定すればよいかが分かる
- 所要時間
- 約8分(読む時間。設定作業は含みません)
- 用意するもの
- UTAGEの管理画面と、テスト用のメールアドレス・LINEアカウント
画面ごとの操作は、各ステップに載せた公式マニュアルの手順に沿って進めてください。メニュー名や項目名は2026年10月18日時点のマニュアル表記に合わせています。画面が変わっていることもあるため、最新の表記は公式マニュアルで確認してください。
設定の手順
「きっかけ」と「動かしたいこと」を表にする
管理画面を開く前に、紙やメモで「いつ」「何を」動かしたいかを書き出します。UTAGEでは、きっかけによって設定する場所が変わるからです。主なきっかけと設定場所は次のとおりです。
きっかけ 設定する場所 商品の購入(初回決済) 商品詳細の「購入後の動作設定」 継続課金の解約 商品詳細の「継続課金解除時の動作設定」 シナリオへの登録・メールやLINEの送信 ステップ配信などの「送信後に実行するアクション」 送信はせず、決まったタイミングで動かす ステップ配信・リマインダ配信・予約中の「アクション追加」 配信内のリンクを開いた 配信画面の「リンクを開いた際に実行するアクション」 - この表は、主なきっかけを筆者が整理したものです
- 動かしたいことは「ラベルを付ける」「別のシナリオに移す」など、1行ずつに分けて書く
- 購入をきっかけにする場合、動くのは初回の決済のときだけです
すべての処理に、きっかけが1つずつ書かれている

管理画面を開く前に、きっかけと処理を対にしておく(イメージ) ファネルアクションか、シナリオアクションかを決める
UTAGEのアクションは、主に2か所で作ります。名前は似ていますが、作る場所も選べる種類も違います。
- ファネルアクション:「ファネル」>「アクション設定」で作ります。商品詳細の「購入後の動作設定」などで使います。種類はwebhook(外部連携)、バンドルへ登録・バンドルを停止、継続課金を停止、Googleスプレッドシートへ追記など
- シナリオアクション:「メール・LINE配信」>配信アカウント>「アクション管理」で作ります。種類は「シナリオ遷移」「ラベルを変更」「LINEメッセージ送信」「バンドルへ登録」など(webhook、継続課金を停止、Googleスプレッドシートへ追記などは、シナリオアクションにもあります)
大きな違いは、ラベルの付け外しです。「ラベルを変更」はシナリオアクションにしかありません。購入をきっかけにラベルを付けたいときも、シナリオアクションを使います(手順05で説明します)。
手順01の表の各行に、どちらのアクションを使うかが書き込まれている

選べる種類は、作る場所によって変わる アクションが使う部品を先に作っておく
アクションの設定画面では、移す先のシナリオや付けるラベルを「選ぶ」だけです。選ぶものがまだ無いと、途中で手が止まります。先にそろえておきます。
- 移す先・止めるシナリオ(例:購入者用のシナリオ)
- 付ける・外すラベル(「ラベル」>「ラベル管理」で作成)
- 開放するバンドルコース
- LINEで送るテンプレートやリッチメニュー
手順01の表に出てくるシナリオ・ラベル・コースが、すべて管理画面にある

アクションで選ぶ部品は、先に作っておく アクションを作る(1つに複数の処理をまとめられる)
アクションの追加画面で「管理用名称」と「種類」を入れ、種類ごとの項目を選んで保存します。同時に動かしたい処理が複数あるときは、青い「+追加」ボタンで1つのアクションの中に処理を足せます。
- 管理用名称は「購入者:ラベル付与+販売シナリオ停止」のように、中身が分かる名前にする
- 「シナリオ遷移」では「重複登録」の扱いも選ぶ(「許可する」のほか、「禁止」は解除済みの人を再登録するかどうかで2種類ある)
一覧に、名前だけで中身が分かるアクションが追加されている

まとめて動かす処理は、1つのアクションに入れる きっかけの場所にアクションを紐付ける
手順01の表で決めた場所を開き、作ったアクションを選びます。購入をきっかけにする場合は、商品詳細の「購入後の動作設定」に3つの項目があります。
- 「登録するシナリオ」:購入者をシナリオに登録する
- 「開放するバンドル」:会員サイトのコースを開放する
- 「実行するアクション」:ファネルアクションを動かす
購入者にラベルを付けたいときは、購入者用のシナリオを「登録するシナリオ」に指定し、そのシナリオの登録直後のステップ配信で、ラベルを変更するシナリオアクションを動かします。購入→シナリオ登録→シナリオアクション、とつながる形です。
表のすべての行で、きっかけの場所にアクションが選ばれている

購入後に動かすものは、商品詳細の3項目で決まる テスト用の宛先で、実際に動かして確かめる
テスト用の宛先で、受け手と同じ入口から登録や購入をして、アクションが動いたかを確かめます。シナリオアクションの実行結果は、メール・LINE配信の左メニュー「送信済」で確認できます。
- 読者の情報で、ラベルや登録シナリオが想定どおり変わっているか
- LINEのボタンに付けたリンクのアクションは、テスト送信では動きません。実際に配信されたメッセージで試します
表のすべての行について、動いたことを確かめた日時が控えてある

動いたかどうかは「送信済」と読者情報で見る
つまずきやすいところ
- 「実行するアクション」でラベルを付けようとする。ファネルアクションではラベルを付けられないため、購入者用のシナリオを経由させます
- 商品詳細の「開放するバンドル」と、アクションの「バンドルへ登録」を両方設定する。同じコースが重なって追加されます
- 登録直後のステップ配信に、同じシナリオへ登録し直すアクションを入れる。登録が繰り返され、大量に配信されます
- 2回目以降の継続課金や分割払いでも、購入後の動作設定が動くと思い込む。動くのは初回の決済のときだけです
- きっかけの場所に、アクションが選ばれているか(作っただけになっていないか)
- アクションの中身で、移す先のシナリオやラベルが正しいか
- 配信条件で、テスト用の宛先が対象から外れていないか。配信条件と送信のタイミングが同じアクションを複数置いていないか
- 確かめ方が合っているか(LINEのテスト送信では、ボタンに付けたリンクのアクションは動かない)
- webhookで外部サービスに送る場合、連携先で確認画面を省く設定になっているか
NEXT STEP
どこに何を紐付けるか、迷ったら。
いまの設定を一緒に見ながら、きっかけと処理の表を作り、動かない箇所を確かめます。
LINEで相談する支援の内容はUTAGE構築サポートで紹介しています。