UTAGEのファネルを開くと、左に「ページ」の一覧が並び、その1つを選ぶと右側にも「ページ」というタブが出ます。同じ「ページ」という言葉が、2つの違うものを指しているのです。ここを区別しないまま進めると、「どのページを直せばいいのか」「登録経路はどのページで作るのか」で迷いやすくなります。

この記事では、左の一覧の1行を「ステップ」、右の「ページ」タブに並ぶものを「ページ」と呼び分けます。UTAGEの公式APIの資料でも、この2つは step と page という別の名前で扱われています。入れ子の関係、それぞれの開き方とURL、A/Bテストでページが増える仕組み、編集画面からの戻り方を順に整理します。

この記事でわかること所要時間 約8分(読む時間)
  1. 用意するもの

    UTAGEの管理画面と、ページが1つ以上あるファネル(見るだけで、設定は変えません)

  2. この記事の手順
    1. 013段の入れ子を知る
    2. 02ページ一覧を開く
    3. 03ステップのURL
    4. 04ページの編集画面
    5. 05A/Bテストでページが増える
    6. 06戻り方と設定の置き場所
  3. できるようになること

    ファネルの「ステップ」と「ページ」を見分けて、直したいページの編集画面を迷わず開ける

この記事でできること
ファネルの「ステップ」と「ページ」を見分けて、直したいページの編集画面を迷わず開ける
所要時間
約8分(読む時間)
用意するもの
UTAGEの管理画面と、ページが1つ以上あるファネル(見るだけで、設定は変えません)
この記事の前提

画面の表記は、2026年10月22日に筆者が管理画面を開いて確かめたものと、同じ日の公式マニュアルに合わせています。「ステップ」という呼び方は、公式APIの資料と登録経路の設定項目(「ファネルステップ」)に合わせた、この記事での呼び分けです。URLの中のIDは、すべて {ファネルID} のような置き換え表記で、実際のIDではありません。

ページを開くまでの手順

  1. ファネル・ステップ・ページの入れ子を知る

    ファネルの中身は3段の入れ子です。1つのファネルに、ステップ(LP、決済ページ、サンクスページなど)が順番に並び、1つのステップの中に、実際に表示されるページが入っています。

    この記事での呼び名画面での見え方公式APIでの名前
    ファネルファネル一覧の1行funnel
    ステップ「ページ一覧」の左に並ぶ1行(画面上の呼び名は「ページ」)step
    ページ左の行を選んだときの「ページ」タブの中身page

    ふだんはステップ1つにページ1つなので、違いを意識しなくても困りません。違いが表に出るのは、A/Bテストでページを増やしたときと、登録経路やAIへの指示で「どのページか」を正確に伝えたいときです。

    自分のファネルで、ステップがいくつ並んでいるかを数えられる

    公式API資料:基本コンセプト(ステップは固有の公開URLを持ち、A/Bテスト時は1ステップに複数のページを作れる、と説明されています)

    ファネル
    • ステップ:LP
      • ページ(通常は1つ)
    • ステップ:決済ページ
      • ページA
      • ページB(A/Bテストで追加)
    • ステップ:サンクスページ
      • ページ
  2. ファネルの「ページ一覧」を開く

    上部メニュー「ファネル」でファネル一覧を出し、対象のファネル名をクリックします。「ページ一覧」タブが開き、左にステップの一覧、右に選んだステップの中身が表示されます。ファネルの左サイドメニューでは、この画面は「ページ」という名前です。

    ステップを足すときは、左の一覧の下にある「+ 追加」を押します。

    このときのアドレスバーには、ファネルIDが入ったURLが出ます。

    https://utage-system.com/funnel/{ファネルID}/page

    • ファネルIDファネル1つごとに振られるID
    ページ一覧のURL(IDは置き換え表記)

    対象のファネルのページ一覧が開き、左にステップが並んでいる

    公式マニュアル:ファネルのページ編集方法

    ファネルの「ページ一覧」タブ。左に動画ページ、オファーページ、アップセル、サンクスページ、オファー終了ページの5行と「+ 追加」ボタン。右に「ページ」「設定」タブがあり、URL欄の下にページAのカードと「A/Bテストを作成」ボタンが並ぶ
    左に並ぶのがステップ、右の「ページ」タブにあるのがページ(UTAGEのテンプレート。URLのIDは伏せ字)
  3. 左の行を選ぶと、ステップのURLになる

    左の一覧で行を選ぶと、URLの末尾にステップIDが付きます。読者が開く公開URLも、このステップIDでできています。

    https://utage-system.com/funnel/{ファネルID}/page/{ステップID}

    https://utage-system.com/p/{ステップID}

    • ファネルIDどのファネルか
    • ステップIDページ一覧で選んだ行。公開URLの /p/ の後ろと同じ値
    上が管理画面でステップを選んだときのURL、下が公開URL(IDは置き換え表記)

    つまり、LPのURLを読者に配るとき、配っているのはステップのURLです。A/Bテストでページが増えても、配るURLは変わりません(手順05)。

    • 登録経路を作るときに選ぶ「ファネルステップ」は、この左の行のことです。経路の作り方は登録経路の使い方にまとめています
    • 独自ドメインを設定している場合、公開URLのホストが変わることがあります。パスがそのまま残るかは、この記事では確かめていません

    左の行を選んだときに、アドレスバーの末尾が変わることを確かめた

  4. 「ページ」タブの「編集」で、ページビルダーを開く

    中身を直すのは、右側の「ページ」タブです。「編集」を押すと、ページビルダー(編集画面)が開きます。編集中は、画面右上の「保存」をこまめに押します。

    編集画面のURLに入るのは、ステップIDではなくページIDです。

    https://utage-system.com/funnel/{ファネルID}/page/{ページID}/edit

    https://utage-system.com/page/{ページID}?preview=true

    • ファネルIDどのファネルか
    • ページID「ページ」タブに並ぶ1つ。末尾に /edit が付くと編集画面
    上が編集画面、下がプレビューのURL(IDは置き換え表記)

    手順03のURLと、形がよく似ている点に注意します。/page/ の後ろがステップIDかページIDかは、見た目では区別できません。末尾に /edit があればページIDです。

    直したいページの編集画面が開き、右上に「保存」がある

    公式マニュアル:ファネルのページ編集方法

    「ページ」タブの中。上にステップの公開URLの欄、その下にページAのカードがあり、カードの下に「プレビュー」「編集」ボタンと「⋮」が並ぶ
    中身を直すのは「ページ」タブの「編集」から。上のURL欄はステップの公開URL(IDは伏せ字)
  5. A/Bテストを作ると、1つのステップにページが増える

    ステップとページを分けている理由が、A/Bテストです。ページ一覧で「A/Bテストを作成」を押し、「ページをコピーして作成」か「新規にページを作成」を選ぶと、同じステップの中にページが1つ増えます。

    • 上部に出るファネルページのURL(ステップのURL)から来た人は、各ページに均等に振り分けられます。同じ人には、毎回同じページが表示されます
    • 各ページの下に出るURLを使うと、特定のページを指定して開けます
    • 成果の出ないページは、削除ではなくアーカイブで外すよう公式マニュアルで案内されています。削除すると、データが正しく集計されなくなるためです
    • 結果は、ファネルの「データ」でページごとに確かめます

    A/Bテスト中は、ページを直すときに「どのページの編集画面を開いたか」を確かめてから作業します。ステップを選んだだけでは、どのページを直すかは決まりません(筆者の運用)。

    A/Bテスト中のステップで、ページがいくつあり、どれを直すかを言える

    公式マニュアル:ファネルのAB(A/B)テスト機能/「登録経路」「AB(A/B)テスト」はどのように使い分けると良いでしょうか?

    ステップ:LP(公開URLは1本)
    • ページA
      • 個別のURL
    • ページB
      • 個別のURL
  6. 編集画面から戻り、ステップ単位の設定につなぐ

    ページビルダーの左上の「戻る」を押すと、ページ一覧で元のステップを選んだ状態に戻ります(筆者が管理画面で確かめた動き)。戻り先は /funnel/{ファネルID}/page/{ステップID}、つまり手順03のステップのURLで、編集画面のページIDではありません。

    ここから先の設定は、ステップ単位か、ページ単位かで置き場所が変わります。

    • ステップ単位で決まるもの:公開URL、ステップの並び順、登録経路の計測先(「ファネルステップ」で選ぶ)
    • ページ単位で決まるもの:中身(文章・画像・ボタン・フォームなどの要素)。A/Bテスト中のファネルでは、登録経路の設定に「ページ」の欄も出て、ページまで指定できます

    決済後に次のページへ進める設定(「決済後のリダイレクト先」の「ファネルの次のステップ」)も、ステップの並び順を前提にしています。オーダーバンプやアップセルを組むときのページの並べ方は、オーダーバンプとアップセルの設定方法で書いています。

    編集画面から戻ったとき、どのステップを選んだ状態かを確かめられる

    ページビルダーの上部のバー。左から「戻る」「PC」「SP」、元に戻す・やり直しのアイコン、「ページ設定」「AIアシスト」。右に「要素一覧」「プレビュー」「保存」。下にテンプレートの見本ページが見えている
    左上の「戻る」で元のステップを選んだ一覧に、右上の「保存」で編集内容を保存する

つまずきやすいところ

よくある見落とし
  • 「ページのURLを送ってください」と頼まれて、どちらのURLか迷う。読者が開くURLならステップのURL(/p/ で始まる)、編集画面ならページIDの入ったURLです。頼むときも頼まれるときも、どちらかを言葉で書き添えます
  • A/Bテスト中のステップで、片方のページだけ直して公開する。もう一方のページを見た人には、古い内容が出たままになります
  • 不要になったA/Bテストのページを削除する。集計が崩れるため、アーカイブで外します
  • 編集画面のURLから、ステップIDを読み取ろうとする。編集画面のURLにはステップIDが入っていないので、ページ一覧で行を選んだときのURLを見ます

次の記事

ファネルの次は、メール・LINE配信のエリアです。配信アカウント、シナリオ、ステップ配信、メッセージと、こちらも入れ子になっています。ラベルや読者がどの段にあるかを知ると、設定画面を探す時間がぐっと減ります。

連載3/8:配信アカウント・シナリオ・メッセージの関係と設定場所

NEXT STEP

ファネルの組み方を、一緒に整理したいときは。

いまのファネルのステップとページを一緒に見ながら、直す場所と、A/Bテストや登録経路の置き方を整理します。

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